【承認欲求】の"正体"とは。
どうも、【たすく】です。
突然ですが先日、僕の大きな課題がまたも浮き彫りになりました。
以前このブログでもお話したことがありますが
【承認欲求】です。
僕はTwitterを時々利用しますが、
承認欲求を満たしたい!という気持ちが込められているであろうツイートを、たびたび見かけます。
僕も以前そんなツイートばかりしていました。
"氣"と呼ばれる力を用いて空を飛んだり、あの有名な「かめはめ波」を撃ったりしますよね。
ナルトを読んだことがあるなら、チャクラがその"氣"にあたります。
"氣"とはエネルギー、生命力のことです。
僕にもあなたにも、誰しもにエネルギーは宿っていて
それは体力や精神力(気力)として日々使われています。
僕はネットビジネスを学んでいますが、
その上で、特に大切と言われる【エネルギー管理】についても教わりました。
その中で、「気になる」「気が散る」といった思考はエネルギーを消費するものだとも。
承認欲求を乗せた発言、発信というのはどういうものかというと
①もっと気にして欲しい
②すごいと思われたい
③自分のことを分かって欲しい
読んでいて、こんな要素を感じる文章ですね。
①の例としては
「今日も残業で疲れた…」
「あの先輩めっちゃムカつく!」
「なんで私ばっかりこんな目に遭うの?」
このようなマイナス発言全般といいますか、本来発信する必要のないものです。
これをメールやSNSで相手に送ってしまうと
それだけで言葉にこもった邪念が、気付かないうちに相手にまで伝わってしまいますし
それによって嫌な気持ちや暗い気持ちにさせてしまったとしたら、相手のエネルギーを著しく下げることになります。
もちろん、直接言うのも同じことです。
3つの中で1番、やってしまいがちなパターンですね。というか、やってない人などほとんどいないんじゃないでしょうか。
続いて②の例でいうと
「これやばくない?○○万もしたんだよ」
「みんな私にばっか頼まないでよ」
「ねえねえ、今日のテスト何点だったと思う?」
こちらはかなりピンポイントな例えになっていますが、概ね伝わるかと思います。
こんなに高いもの買える私、すごくない?
みんなに頼られる自分、すごいでしょう?
あなたよりいい点数に決まってるんだから、早く聞いてよ!
こんな思いが、きっと胸の内にはあることでしょう。
他者からの評価というのは大変嬉しいものです。
それはモチベーションともなり、心を満たしてくれるに違いありません。
ですが、自分の方から「すごいと思われたい」というのは話が違いますよね。
②の3つの例には共通点があるのですが
それは、
「私はあなたより凄いんだよ」という
【優越感欲しさの承認欲求】であるということです。
これは最も悪いと僕は思っていて、
人を下げることによって自分を上げて、セルフイメージを上げようとするものだからです。
自分に自信の無い人が、職場にもっと仕事のできない人を見つけたら?
無理してクラスに馴染んだフリをして過ごしている子が、誰かが悲惨ないじめに遭っているのを見つけたら?
「安心」するんです。
自分はまだ大丈夫だ、もっと下がいる。
自分はここにいれば安全だ、今より嫌な思いをしなくて済む。
少し派生的になりましたが
これは、以前までの僕です。ビジネスを教えて頂き、様々な学びを得る前の僕自身。
だからこそ分かるんです。
人は、自分がすごいと思われる為なら迷わず人からエネルギーを取ってしまうことがあります。
その大半が無意識のうちに行われているというのが、この承認欲求の恐ろしいところです。
最後に③ですが、こちらは例というよりも感覚的なものが強いと僕は思っています。
強いて例を挙げるとするなら
・人の話を聞かない
・自分の話ばかりしたがる
・人の会話に入りたがる
こういった特徴が、「自分を分かって貰いたい欲求」が強い人にはあります。
エネルギーが下がってしまっている時ほどよく喋る人は、僕のまわりにもいますし
僕自身、未だこれに関しては修行中です!
いくつかの例を交えてお話しましたが、
①もっと気にして欲しい
②すごいと思われたい
③自分のことを分かって欲しい
これらはすべて繋がっています。
というか、実はひとつのものです。
【承認欲求】とは
【すべての他者より自分1人が大事】という究極の自己愛です。
自己愛って聞くと、いやいやそんなんじゃないよと思うかも知れませんが
突き詰めていけばつまりはそういう事です。
自己愛、過剰な言い方をすればナルシストですね。
つまり僕はナルシストだったんです!
そう考えれば今までの承認欲求も、その理由も合点がいきます。
ビジネスを学び始めていなければどうなっていたことか。
教えてくださるお師匠や、コミュニティのメンバーさん達には感謝しかありません。
そうそう、このナルシ…【承認欲求】への対処として僕が実践しているのは
・当たり前のことに感謝をする
・すべてのアクションを「相手のため」と意識する
そんなことで治ったら10年も20年も30年も苦労してないよ!
と思われるのも、無理はありません。
でも、
・そこそこいじめられっ子で
・勉強が全然できなくて
・容姿も端麗な訳じゃなく
・大人になっても仕事ができず
・その上いっぱし以上に見られたがっていた
そんな僕が!!
変わっているんです。
大きく変わり始めているんです。
ただこれだけのことで、です。
学校や職場では、承認欲求が悪いものだとは教えません。ご家族にもまず言われないでしょう。
僕自身、「承認欲求=悪」と一概に捉えている訳ではありません。
大袈裟に言ってしまったせいで勘違いさせていたなら、ごめんなさい。
ただ、承認欲求は大抵の場合「害にしかならない」んです。
確かにモチベーションアップや、「満足度」に繋がることは良い面と言えますが
「幸福度」を考えた時に、承認欲求は百害あって一利なしです。
満足度よりも幸福度、お時間のある時にでも考えてみてください。
お師匠とメンバーさんのお助けによるところが大きいですが、
僕も徐々に学びを得て成長しています。
理想の未来をしっかりと見据えて、頑張っていきますね。
それでは今回はこの辺で。
ではまた次回。